Handout
館長
みなと せいいち
経営難に苦しむ小さなクラゲ水族館の館長
About You
あなたはこの小さなクラゲ水族館の館長だ。先代館長だった父の急逝を受けて、別業種から仕方なく継いだ二代目で、海洋生物のことは正直よくわからない。飼育は飼育員の三崎に任せきりだ。
経営難が続き、水族館は閉館の危機に瀕している。集客も伸びず、個人的な借金も膨らむ一方だ。追い詰められた末に、ある決断をした。
About Others
三崎 遥(飼育員)
水質管理室や薬品棚にアクセスできる唯一のスタッフ。水質の日常チェックも飼育員の担当。クラゲが本当に好きらしい。
渚 凪(常連客)
自宅で海水水槽を持つアクアリウム趣味の常連。閉館後も残ることがなぜか許されている。
Aquarium
クレナイクラゲの展示水槽
クレナイクラゲが一匹泳いでいる。水底には複数の岩が配置されている。
タッチプール
ヒトデを触れる水槽上部が開いている水槽。
バックヤード
水族館の従業員だけが入れる場所。
薬品管理棚
清掃で使う薬品や、海洋生物の治療に使う薬品が保管されている。
水質管理室
水槽に薬品を投与することができる機械整備室。
予備水槽
展示水槽のレイアウト変更時に海洋生物を一時的に退避させたりする目的で使用する。
清掃用具棚
館内の清掃をするための用具を保管する棚。
Your Secret
幼い娘が病気を抱えており、その治療費のために個人的な借金は膨らむ一方だ。
経営難が続く中、最近は展示物や備品の在庫が合わないことまで出てきた。飼育員には指摘したが、こんな状態が続けば水族館はもたない。もう正規のやり方では間に合わない。
そんなときに持ちかけられたのが、クレナイクラゲの売却だった。「ディープリーフ」という希少な海洋生物を取引するサイトで知り合ったバイヤーによると、最近発見された新種であるクレナイクラゲはコレクターの間では高値がつくらしい。バイヤーが館内に下見に来館したときに話をつけ、取引が決まった。
バイヤーからメールで具体的な指示があった。「この薬品を水槽に入れろ。クラゲがポリプ化して岩に付着する。その岩を渡せ。」
バイヤーから指示された薬品は、館内の清掃に用いられるものと同じ薬品だった。「ポリプ化」が何を意味するのかは正直わからない。
娘のためにも、この取引だけは絶対に失敗できない。
Last Night
18:00
閉館。バックヤードの薬品管理棚から、バイヤーから指定された薬品を一つ取り出した。
18:15
水質チェックを終えた飼育員と入れ替わりに水質管理室に入った。水質管理室の機械を操作して、クレナイクラゲの水槽に薬品を投与した。
18:45
飼育員が帰宅したことを確認し、タッチプール付近にまだいた常連客に「そろそろ閉めるから」と声をかけ、帰らせた。
19:00
クレナイクラゲの展示水槽に5つの赤い岩があることを確認。どの岩にポリプが付着しているかわからないので、全部回収することにした。
19:15
バックヤードへ行きバケツに海水を入れ、その中に岩を隠しておいた。
This Morning
8:30
出勤。展示水槽を見ると、クレナイクラゲが死んでいた。まさかクラゲが死ぬとは思っていなかった。
9:00
出勤してきた飼育員に報告。飼育員が水質検査を行い、海洋無脊椎動物に致死性がある薬品が検出された。投与されると5分もたたず死にいたるという。
10:00
開館。いつものように常連客が来館。三人で事情を話し合うことにした。
Objectives
1.
バイヤーとの取引を成立させる。岩は全て回収した。
2.
クレナイクラゲを殺したことを隠蔽する。薬品の投与が原因であるためバレないようにする。
3.
投票・質問フェーズの質問に正答する。質問の内容は投票・質問フェーズまで明かされない。
Phase 1 / 6
ハンドアウト
5分
議論フェーズ1
10分
議論フェーズ2
10分
議論フェーズ3
10分
投票・質問
5分
エンディング
5分